消化器内科(内視鏡室)

対象となる症状

当院の内視鏡室の特徴

豊富な経験と高い技術力で、小さな病変も見逃さず、正確な診断につなげます。NBI（狭帯域光観察）や拡大内視鏡などの特殊な観察技術も駆使し、より精密な検査を行います。

当院では、患者様の苦痛を最小限に抑えるため、様々な工夫を凝らしています。ご希望に応じて鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けていただけます。
また、炭酸ガス送気システムを導入することで、検査後のお腹の張りを軽減します。
内視鏡の洗浄・消毒は、ガイドラインに沿った徹底的な滅菌処理を行い、院内感染のリスクを排除します。

安心して検査を受けていただけるよう、万全の体制を整えています。

当院では、内視鏡検査後のフォローアップ体制を充実させ、地域医療機関との連携を密にすることで、患者様が安心して治療を受けられるようサポートしています。
検査の結果、精密検査や治療が必要になった場合には、患者様のご希望や病状に合わせて、最適な専門医療機関をご紹介いたします。
ご紹介先の病院との情報共有を密に行い、スムーズな連携を実現。紹介後も、必要に応じて経過観察を行い、患者様が安心して治療を受けられるようサポートいたします。
地域のかかりつけ医として、皆様の健康を第一に考えた医療を提供いたします。

当院では、富士フィルムのAI機能「CAD EYE（キャドアイ）」を搭載した内視鏡システムを導入しています。
このAIは、内視鏡検査中にポリープや腫瘍などの異常組織をリアルタイムで検出・識別し、医師の診断をサポートします。

早期発見が重要な大腸がんにおいて、見逃しを減らすことで、より精度の高い検査が可能になりました。
人の目とAIのダブルチェックで、患者様の安心と信頼につながる内視鏡診療を提供しています。

検査の種類

検査の流れ

1. 1

   問診

   受付で問診票を提出し、体調などを確認します。

2. 2

   検査

   検査の種類に応じて、内視鏡が挿入されます。検査中は、医師や看護師の指示に従ってください。
   検査時間は、通常15分～1時間程度です。

3. 3

   検査後

   検査後、食事や日常生活の注意点などについて説明を行います。

4. 4

   治療方針の相談

   検査結果の説明を受け、今後の治療方針などを相談します。

よくある質問

Q

検査は痛いですか？

A

検査の種類や個人差によって感じ方は異なります。胃カメラや大腸カメラなど、内視鏡を挿入する検査では、圧迫感や異物感を感じることがあります。当院では、鎮静剤の使用や細径内視鏡の導入など、できる限り苦痛を軽減する工夫をしています。

Q

検査時間はどのくらいですか？

A

検査の種類によって異なりますが、一般的には15分～1時間程度です。検査の内容や状況によって、時間が前後する場合があります。

Q

検査前の食事制限はありますか？

A

検査の種類によって異なります。胃カメラの場合は、前日の夕食は消化の良いものを軽めに済ませ、当日は朝食を抜いてください。大腸カメラの場合は、数日前から食事制限を行い、下剤を服用する必要があります。詳しくは、検査の説明時にご案内いたします。

Q

検査当日の服装は？

A

検査しやすい服装でお越しください。ゆったりとした締め付けの少ない服装がおすすめです。アクセサリー類は外してきてください。検査着に着替えていただく場合もあります。

Q

検査後、すぐに食事できますか？

A

検査の種類によって異なります。胃カメラの場合は、30分～1時間後から水分摂取が可能で、1～2時間後から食事を摂ることができます。大腸カメラの場合は、検査後すぐに食事を摂ることができますが、消化の良いものを食べるようにしてください。

Q

鎮静剤を使うと、検査後、車の運転はできますか？

A

鎮静剤を使用した場合は、検査後、車の運転はできません。鎮静剤の効果が完全に消失するまで、十分に休憩してからお帰りください。できれば、ご家族や友人に付き添ってもらうことをおすすめします。

Q

検査結果はいつわかりますか？

A

検査の種類や検査内容によって異なります。内視鏡検査の場合は、通常、検査後すぐに医師から結果の説明があります。組織検査を行った場合は、結果が出るまでに1～2週間程度かかることがあります。

Q

検査を受ける際に、何か注意することはありますか？

A

服用中の薬がある場合は、必ず医師に伝えてください。また、アレルギー体質の方や、過去に内視鏡検査で気分が悪くなったことがある方は、事前にお申し出ください。
上記以外にもご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。